プロボクシング界で今、注目を集めているリングネームといえば「中川抹茶」。
この一風変わった名前の裏に隠された家族の物語が、SNSを中心に大きな話題となっています。
プロボクサー中川抹茶のプロフィール

中川抹茶(なかがわ まっちゃ)は1994年3月28日生まれの日本の男性プロボクサーです。滋賀県長浜市出身で、角海老宝石ボクシングジム所属として活動しています。
初代日本バンタム級ユース王者の実績を持ち、兄は元WBA東アジアスーパーバンタム級王者の中川麦茶選手です。
現在最新の情報によると、一度引退していましたが、2025年5月24日に『3150×LUSHBOMU vol.6』にてもう一度復帰して試合をし、東洋太平洋フェザー級2位の抹茶と日本フェザー級15位の英が1年2ヶ月ぶりの再戦にて試合に勝利しています!
リングネーム変更の経緯
中川抹茶選手は2018年1月11日にリングネームを「中川抹茶」に変更しました。
同時期に兄も「中川麦茶」と名乗り、兄弟そろって茶系の名前に改名したことで大きな話題となりました
なぜ「抹茶」?ネット民も驚きの理由

「プロボクサーで抹茶って何?」「ネタかと思った」など、初めて名前を聞いた人の多くが驚きの声を上げる「中川抹茶」選手。
しかし、この名前には深い意味が込められていたのです。
兄弟愛から生まれた奇跡のネーミング
複雑な家族事情を乗り越えて
中川抹茶選手と兄の麦茶選手は、実は父親が異なる兄弟でした。そんな複雑な家族関係の中で、「家族として一つになりたい」という強い想いから、母の旧姓である「中川」姓で統一することを決意します。
幼少期の食生活が名前の決め手に
そして最も印象的なのが、名前の由来となった兄弟の幼少期のエピソード。
- 兄(麦茶): あまり愛情を受けられず、麦茶ばかり飲んでいた
- 弟(抹茶): 甘やかされて育ち、抹茶味のお菓子ばかり食べていた
この対照的な子供時代の体験が、そのまま二人のリングネームになったのです。
SNSで共感の嵐「泣いた」「家族愛すぎる」

この由来が明かされると、Twitter(現X)では:
- 「最初はネタかと思ったけど、理由を知って涙が出た」
- 「兄弟の絆が深すぎる」
- 「こんなに感動するリングネーム初めて」
といったコメントが殺到し、まさに「バズ」状態となっています。
現在の活躍で証明する兄弟の絆
それぞれの道で輝く兄弟
兄の麦茶選手は元WBA東アジアスーパーバンタム級王者として実績を残し、弟の抹茶選手も初代日本バンタム級ユース王者として着実にキャリアを積んでいます。
リング上で見せる家族愛
二人がリングに上がる姿を見ていると、幼少期の環境の違いを乗り越えて築いた強い絆を感じることができます。名前を変えることで、本当の意味での「家族」になった兄弟の物語は、多くの人の心を打っています。
まとめ:「中川抹茶」の名前に込められた想いの力
最初は「変わった名前」として注目を集めた中川抹茶選手でしたが、その由来を知ることで、多くの人がより深く応援したくなる存在となりました。
家族の形は様々でも、愛情と絆があれば乗り越えられる——中川兄弟の物語は、現代社会に生きる私たちに大切なことを教えてくれています。
今後もリングで活躍を続ける「抹茶」と「麦茶」兄弟から、目が離せません!