阪神タイガースの内野手・高寺望夢選手は、2020年ドラフト7位で入団した期待の若手選手として、多くのファンから注目を集めています。
本記事では、彼の天才的なプレーぶり、家族構成、年俸、そしてネット上での評価について詳しく解説していきます。
高寺望夢の基本プロフィール
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高寺望夢(たかてら・のぞむ)選手は、2002年10月17日生まれ、長野県上田市出身のプロ野球選手です。身長178cm、体重76kg、右投左打の内野手として阪神タイガースに所属しています。
主な経歴
小学校:上田市立本原小学校(上田リトル所属)
中学校:上田市立真田中学校(上田シニア所属)
高校:上田西高等学校
2020年10月26日:阪神タイガースからドラフト7位指名を受ける
契約金:2000万円(推定)
背番号:67
この経歴を見ると、上田西高校からの直接のプロ入りは同校史上初めてという快挙を成し遂げています。若い頃から野球一筋で頑張ってきた努力が実を結んだ瞬間といえますね。
高寺望夢の年俸推移
高寺選手の年俸推移は以下のようになっています:
年度 | 年俸(万円) | 備考 |
---|---|---|
2021年 | 480 | 新人年俸(推定) |
2022年 | 480 | 現状維持 |
2023年 | 600 | 120万円アップ |
2024年 | 600 | 現状維持 |
2025年 | 650 | 50万円アップ |
2025年の年俸は650万円となっており、じわじわと上昇していることがわかります。
プロ5年目でこの年俸水準は、まだ一軍での実績が少ないことを考えると適正な評価といえるでしょう。今後の活躍次第で大幅アップも期待できます。
高寺望夢は天才なのか?
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「天才」と呼ばれる理由
高寺選手が「天才」と呼ばれる理由は、その卓越したバットコントロールにあります。
2022年に引退した糸井嘉男選手からも「天才」と呼ばれ、「おっ、天才!頑張れよ!」と声をかけられたエピソードがあります。
高寺選手自身は「1軍キャンプに行った時に、天才!ってなってたんですよね(笑い)。僕が変な球をよくヒットにしたら、言われました」と語っています。
「宇宙人」評価も
藤川球児監督からは「ちょっと宇宙人ですけどね。糸井っぽいところがある」と評されています。
これは、グラウンド外でのユニークで天然なキャラクターが糸井選手と重なることから来ています。
ここぞという時の力
高寺選手が「天才で宇宙人」と言われる最大の理由は「ここぞの場面でとんでもないことをやってのけるから」です。
実際に、2025年5月13日のDeNA戦では、9回2死の土壇場でプロ初本塁打となる同点弾を放っています。
このような劇的な場面での活躍は、まさに天才の証と言えるでしょう。技術だけでなく、メンタルの強さも兼ね備えた選手だと感じます。
高寺望夢の父親について
父親の情報は限定的
高寺選手の父親については、残念ながら公開された情報がほとんどありません。
報道でも母親の智江さんについては多く語られていますが、父親に関する具体的な情報は見つかりませんでした。
母子家庭の可能性も
昨今のプロ野球界では母子家庭で育った選手も多く、もし母子家庭であればそのように報じられることが一般的です。
しかし、そうした報道が見当たらないことから、父親は目立ちたくないシャイな方である可能性が推測されます。
プライバシーを大切にする家庭方針なのかもしれませんね。選手のプライベートを尊重する姿勢は理解できます。
高寺望夢の家族構成
高寺選手の家族構成は5人家族です:
父親(詳細不明)
母親:智江(ともえ)さん
兄:歩夢(あゆむ)さん(3歳年上)
本人:望夢(のぞむ)
弟:育夢(はぐむ)さん
兄・歩夢さんとの関係
3歳上の兄・歩夢さんも野球をしており、高寺選手は兄の背中を追って野球を始めました。小学校、中学校、高校とすべて兄と同じ道を歩み、「兄の事が大好きだった」と表現されています。
歩夢さんは外野手として活躍していましたが、高校3年夏の長野大会準々決勝で敗退し、甲子園出場は叶いませんでした。現在は会社員として働きながら、弟の活躍を応援しています。
母親・智江さんのコメント
2025年5月13日のプロ初本塁打について、母親の智江さんは
「涙が出るというより、もうあぜんとしちゃった。本当に夢の世界にいるような感じになったよ」
とコメントしています。
また、「特別な時に力を発揮できる」と息子の特徴について語っており、家族の愛情とサポートが伝わってきます。
家族の名前にすべて「夢」の字が入っているのも素敵ですね。「夢に向かって突き進んでいってほしい」という願いが込められているそうです。
高寺望夢の野球経歴と実績
プロ入り前の実績
高校通算31本塁打
50m走6秒0、遠投110mという高い身体能力
2020年「プロ志望高校生合同練習会」で6打数5安打2四球の好成績
プロ入り後の成績
一軍での成績
2022年:8試合出場、打率.130、3安打、2打点
2025年:51打数10安打、打率.196、1本塁打、1打点
二軍での活躍
2024年:123試合出場、124安打でリーグ最多安打・最多三塁打を記録
2025年:一時期、打率.457という驚異的な数字を記録
表彰歴
2022年:NPB AWARDS努力賞受賞
2025年:春季キャンプで野手MVP受賞
二軍での実績は申し分ないですね。一軍での安定した活躍が今後の課題といえるでしょう。
なんJ・ネット上での評価
ポジティブな評価
なんJを中心としたネット上では、高寺選手に対して概ね好意的な評価が多く見られます:
「高寺の才能開花」「さすが天才」といった賞賛
「これスペックだけ見るなら全て揃ってるもん」という能力の高評価
「サブ控え組の要素全て備わってる」というユーティリティ性への期待
プロ初本塁打への反応
2025年5月13日のプロ初本塁打については、以下のような反応がありました:
「高テら全く期待してなかったから笑ったわ」
「これは大監督やわ」(藤川監督の起用について)
「若手の成長を見守って今日は終わるつもりだったのに目が覚めたわ」
課題への指摘
一方で、以下のような課題も指摘されています:
「代打でも使えんのにスタメンの意味は全くわからん」
一軍での安打数の少なさへの懸念
ネット上の評価を見ると、ポテンシャルは高く評価されているものの、一軍での継続的な結果が求められているという印象ですね。
2025年シーズンの注目ポイント
キャンプMVP受賞
2025年の春季キャンプでは野手MVPに選ばれ、藤川監督から「糸井(SA)っぽいところがある。
感性と鍛錬の両方が備わってきている可能性があるので、非常に期待している」と高い評価を受けました。
プロ初本塁打の衝撃
5月13日のDeNA戦(新潟)で放ったプロ初本塁打は、9回2死無走者という絶体絶命の場面での同点弾でした。この一発により、多くのファンが高寺選手に注目するようになりました。
複数ポジション対応
藤川監督の複数ポジション制により、高寺選手は内外野全ポジションの練習に取り組んでいます。この汎用性の高さが、一軍での出場機会増加につながっています。
2025年は高寺選手にとって飛躍の年になる可能性が高いですね。プロ初本塁打のインパクトを継続的な活躍につなげられるかが鍵になりそうです。
まとめ
高寺望夢選手は、確かに「天才」と呼ばれるに相応しい才能を持った選手であることがわかります。バットコントロールの巧みさ、ここぞという時の勝負強さ、そして複数ポジションをこなせる器用さは、まさに現代野球に求められる要素を備えています。
父親については情報が限られているものの、母親の智江さんを中心とした家族の温かいサポートが彼の成長を支えていることは間違いありません。年俸も着実に上昇しており、球団からの期待の高さがうかがえます。
なんJを中心としたネット上の評価も、課題は指摘されつつも、将来への期待が大きいことが読み取れます。2025年シーズンは、高寺選手がプロ野球選手として真価を問われる重要な年になるでしょう。
プロ初本塁打のような劇的な瞬間を継続的な活躍につなげ、阪神タイガースの主力選手として成長していく姿を、今後も温かく見守っていきたいと思います。