2025年8月2日、千葉ロッテマリーンズの上田希由翔選手が待望のプロ初ホームランを放ちました。
この2ランホームランは西武戦での逆転弾となり、7月17日の降雨コールドで記録から消えた「幻のホームラン」に続く、正真正銘のプロ1号となりました。
2023年ドラフト1位で入団した上田選手は、そのユニークな名前と親しみやすいキャラクターで多くのファンに愛されています。
今回は、この注目の若手選手について、彼女の存在から名前の由来、出身高校、そしてネット上での評価まで詳しくお伝えします。
上田希由翔の恋愛事情~彼女はいるの?
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上田希由翔選手の恋愛事情について調べてみましたが、
現在のところ彼女の存在については確認できませんでした。
実際に詳しく調査した結果、上田選手の交際相手に関する有力な情報は見当たりません。プロ野球選手という立場もあり、プライベートな情報は慎重に管理されているようです。
興味深いことに、上田選手は好きな芸能人として「ユーチューバーの東海オンエア」を挙げています。
これは男性ユーチューバーグループなので特に恋愛的な意味合いはありませんが、彼の趣味の一端が垣間見えます。
個人的には、まだ23歳という若さで、プロ野球選手としてのキャリアを築いている最中ですから、野球に集中している時期なのかもしれませんね。
「希由翔」という名前の由来~「Cute」から生まれた愛らしい名前
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上田希由翔選手の名前の読み方は「きゅうと」で、その由来には心温まるエピソードがあります。
お父さんが「きゅうとにしよう」と直感でひらめき、両親が当て字で「希由翔」という漢字を選んだのです。
この名前には「希望に向かって自由に翔ぶ」という美しい願いが込められています。
興味深いのは、響きが英語の「Cute(可愛い)」と同じということです。
小さい頃の上田選手は、英語の「Cute」と同じ音だったため「今すぐにでも変えてほしい」と思っていたそうです。しかし今では、その愛らしい名前が彼の魅力の一部となり、打撃用レガース(足のプロテクター)に「Cute」と刻むほど愛着を持っています。
「珍しい名前なので、たくさんの方に覚えていただけるので、ありがたく思ってます」
と本人も話しており、今ではすっかり気に入っているようです。まさに「キラキラネーム」の成功例と言えるでしょう。
出身高校は愛知産業大学三河高校
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上田希由翔選手の出身高校は、愛知県岡崎市にある愛知産業大学三河高校です。
この高校での野球歴は非常に輝かしく、通算本塁打46本を誇るスラッガーとして活躍しました。
特に注目すべきは、2年時の2018年夏に東愛知大会を制し、甲子園出場を果たしたことです。これは第100回記念大会という節目の甲子園でした。
高校時代の上田選手は、すでに将来を嘱望される選手でした。身長183cm、体重93kgの恵まれた体格で、愛知県代表として甲子園の舞台を踏んだ経験は、彼の野球人生において貴重な財産となったでしょう。
興味深いことに、弟の琉久さんも野球をしており、兄弟そろって地元岡崎では有名な存在だったそうです。上田兄弟は地元の誇りとして多くの人に知られていました。
大学時代~明治大学野球部での輝かしい経歴
上田希由翔選手は明治大学野球部で主将を務め、東京六大学野球リーグで素晴らしい成績を残しました。
明治大学では1年秋から4番を打ち、4年間で83試合に出場しました。通算成績は打率3割1分2厘、10本塁打、そして歴代単独4位となる74打点という驚異的な数字を記録しています。
特に注目すべきは、2022年と2023年には侍ジャパン大学代表にも選ばれていることです。2023年の第44回日米大学野球選手権大会では、侍ジャパン高校日本代表との壮行試合で豪快な2ランホームランを放つなど、その実力を遺憾なく発揮しました。
大学時代の上田選手は、野球の実力だけでなくリーダーシップも高く評価されていました。主将として「希望に向かって自由に翔け」という自身の名前の由来通り、チームを牽引する存在だったのです。
個人的には、大学で主将を務めるということは、技術だけでなく人格的にも優れている証拠だと思います。
なんJでの評価~厳しい声と期待の声が混在
なんJやネット掲示板での上田希由翔選手への評価は、正直なところ厳しい意見が多いのが現状です。
2024年シーズンの成績について、
- 「ロッテドラ1上田 ガチでやばいことになっていた模様」
- 「23年ドラ1 1軍打率1割1分、4安打、0本」
- 「OPS.351」
といった厳しい指摘がありました。
また、
「マリーンズ優勝可愛くない成績やな」
「撃てないだけならまだしも守備もひどいから」
といった辛辣なコメントも見受けられます。
一方で、「上田希由翔「自分はホームランを打つタイプではないと分かった」」
という発言に対して、「ロッテに染まったな」「諦めないで」といった、
ある種の愛情を込めた反応もあります。これは千葉ロッテマリーンズの育成方針に対する皮肉も含んでいるようです。
2025年8月2日のプロ初ホームランについては、
「ついに出た!上田希由翔、プロ初(2本目)ホームラン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と大きな話題になりました。
このような厳しい評価も、裏を返せば期待の表れだと思います。ドラフト1位で入団した選手への期待が大きいからこそ、厳しい目で見られているのでしょう。
プロキャリアの現状と今後の展望
上田希由翔選手のプロでの成績は、正直なところまだ発展途上と言わざるを得ません。
2024年シーズンは21試合出場で打率.259、7打点、本塁打0という成績でした。2025年シーズンは25試合出場で打率.180、11安打、6打点、そして待望のプロ初ホームラン1本を記録しています。
しかし、上田選手自身は前向きに取り組んでいます。
「自分はホームランを打つタイプではないなと、やってみて改めて思ったので、まずはチャンスで一本打つ力だったり、長打でチャンスメークするっていうのを目指してやっていけたら」
と現実的な目標設定をしています。
2025年8月2日のプロ初ホームランについて、本人は「打った瞬間は入ると思わなかったですが、歓声で入ったのがわかりました。いい形で打つことができてよかったです」とコメントしており、謙虚な姿勢を見せています。
ユニークなキャラクター~カイリューとの意外な関係
上田希由翔選手の愛らしいキャラクターの一つが、ポケモンの「カイリュー」との関係です。
明治大学野球部の同期生に「カイリューに似ている」と言われて以降、節目節目でぬいぐるみを部員から贈られるようになりました。現在では6~7体のカイリューのぬいぐるみを所有しており、寮には厳選した4体を持ち込んでいます。
中でも印象的なのは、1学年上で先にプロに入った中日の村松開人選手からも誕生日にカイリューのぬいぐるみをプレゼントされたということです。
「元々そんなにニックネームがなかったので、うれしいです」と本人も喜んでいます。
2024年1月の入寮時には、カイリューのぬいぐるみと「希望に向かって自由に翔け」と記されたカイリューのイラストを持参し、話題になりました。
本人は「自分では(カイリューに似ていると)思ったことない」と言いながらも、「まあ、それならそれでうれしいとは思います」と笑って答えています。
この微笑ましいエピソードは、上田選手の人柄の良さを物語っており、ファンからも愛される理由の一つとなっています。
家族との絆~両親と弟への感謝
上田希由翔選手の家族構成は、父・節二さん、母・恭代さん、そして弟の琉久さんです。
特に印象的なのは母・恭代さんの存在です。身長177cmの元バスケットボール選手で、トヨタ自動車母体の女子バスケットボールチームでプレーしていました。現在54歳の恭代さんは、上田選手の試合をほぼ毎試合応援に駆けつけてくれているそうです。
弟の上田琉久さんも野球をしており、日本体育大学野球部に在籍しています。琉久さんは強打のオールラウンダーとして知られ、兄弟そろって将来を嘱望される存在です。
2023年のドラフト指名時、両親は自宅でテレビを見守っていました。競合で最後にロッテが残った時は「そこはないだろうな」と気を抜いていたそうですが、指名が決まった時は「2人で号泣だった」と母・恭代さんが振り返っています。
家族の支えがあってこその今の上田選手があるのだと、改めて感じさせられるエピソードです。
まとめ~これからが本当の勝負
上田希由翔選手について調査した結果、彼女の存在は確認できませんでしたが、それよりも野球に集中している姿勢が印象的でした。「希望に向かって自由に翔ぶ」という美しい名前の由来、愛知産業大学三河高校から明治大学での輝かしい経歴、そして現在のプロでの奮闘ぶりまで、多面的な魅力を持つ選手であることがわかりました。
なんJでの評価は厳しいものの、それも期待の裏返しです。2025年8月2日のプロ初ホームランは、まさに新たなスタートの象徴と言えるでしょう。カイリューのぬいぐるみとともに歩む彼の今後の活躍に、大いに期待したいと思います。
23歳という若さで、まだまだ成長の余地は十分にあります。千葉ロッテマリーンズの未来を背負う選手として、これからの飛躍に注目していきましょう。