中村京一郎(なかむら けいいちろう)は、1998年12月2日生まれの26歳、北海道小樽市出身の総合格闘家です。
現在はEXFIGHT所属として活動しており、元海上自衛隊員という異色の経歴を持つファイターとして注目を集めています。
そんな彼の出身地や高校時代から自衛隊までの経歴をわかりやすくまとめてみました!
中村京一郎 基本プロフィール

項目 | 詳細 |
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本名 | 中村京一郎(なかむら けいいちろう) |
生年月日 | 1998年12月2日 |
年齢 | 26歳 |
出身地 | 北海道小樽市 |
身長・体重 | フェザー級(66kg) |
所属 | EXFIGHT |
戦績 | 7勝1敗 |
北海道の雄大な自然で育った選手が、いかにして格闘技の世界で頭角を現すようになったのか、その軌跡は多くのファンの心を掴んでいますね。

人生の各ステージと主な出来事
時期 | 年齢 | 主な活動・出来事 |
---|---|---|
幼少期 | – | 父親とヒョードルなどの格闘技観戦、友達に技をかけて学校に呼び出される |
小学1年~ | 6歳~ | 父親の影響で野球を始める |
高校時代 | 15-18歳 | 北海道栄高校野球部で特待生として活動 |
高校3年秋 | 17歳 | 県大会決勝進出も敗退(甲子園まであと一歩) |
高校3年春 | 18歳 | 再び県大会決勝進出も敗退 |
高校3年夏 | 18歳 | 最後の大会でベスト8 |
高校卒業後 | 18-21歳 | 海上自衛隊に3年間勤務 |
2019年 | 21歳 | 自衛隊を退官、格闘技の道を決意 |
2022年4月 | 23歳 | 「POUND STORM」でプロデビュー |
2024年 | 25歳 | 「格闘代理戦争 THE MAX」優勝 |
2025年 | 26歳 | 「ROAD TO UFC」で日本人唯一の勝ち残り |
野球一筋の高校時代 – 甲子園まであと一歩
中村京一郎の高校時代は、北海道栄高校で野球部に所属していました。
野球は父親の影響で小学1年生から始めており、高校には特待生として入学するほどの実力者でした。
高校野球での戦績
大会 | 結果 | 備考 |
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3年秋の県大会 | 決勝進出・敗退 | 勝てば甲子園出場 |
3年春の県大会 | 決勝進出・敗退 | 2度目の決勝挑戦 |
3年夏の大会 | ベスト8 | 最後の大会 |
高校3年生時には、秋と春の県大会決勝に2回進出したものの、惜しくも敗退。
特に秋の県大会では勝てば甲子園出場という大舞台まで迫りながら、夢は叶いませんでした。夏の大会ではベスト8という結果に終わっています。
甲子園の目前まで迫った経験は、後の格闘技での精神的な強さにも繋がっているのかもしれません。あの悔しさがあったからこそ、今の中村京一郎があると思うと感慨深いですね。
海上自衛隊での3年間 – 規律と精神力を養った期間
高校卒業後、中村京一郎は18歳から3年間、海上自衛官として勤務しました。
この期間は彼にとって人生の重要な転換点となりました。
自衛隊時代に培ったもの
要素 | 格闘技への影響 |
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強靭なフィジカル | 基礎体力とスタミナの向上 |
規律正しい生活 | プロアスリートとしての基盤 |
精神的な強さ | 試合での冷静さと集中力 |
組織での経験 | チームワークと責任感 |
自衛隊時代に培った強靭なフィジカルと規律は、現在の格闘技スタイルの基盤となっており、試合では常に冷静さを保つことができる要因にもなっています。
自衛隊を辞めた21歳のとき、「もうこのタイミングしかない!」と決意して格闘技の道に進むことを決めました。
自衛隊という厳しい環境で鍛えられた精神力は、格闘技においても大きなアドバンテージになっているでしょう。規律正しい生活習慣も、プロアスリートとしての基礎を作り上げたと思います。
格闘技への道 – 幼少期からの憧れが現実に
実は中村京一郎の格闘技への興味は、幼少期から父親と一緒にヒョードルなどのヘビー級スターの試合を観戦していたことから始まりました。
小学校時代には友達に技をかけて学校に呼び出されるほど夢中になっていたそうです。
格闘技との出会いと変遷
時期 | 格闘技との関わり |
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幼少期 | 父親とヒョードルなどの試合観戦 |
小学校時代 | 友達に技をかけて学校に呼び出される |
高校時代 | 野球部引退後、自分でサンドバッグやミットを購入して部屋で練習 |
自衛隊時代 | 格闘技への本格的な興味が再燃 |
21歳 | 「もうこのタイミングしかない!」と格闘技の道を決意 |
高校時代は寮生活でしたが、野球部引退後には自分でサンドバッグやミットを購入して部屋で練習していました。この頃から格闘技への本格的な興味が芽生えていたのです。
子供の頃からの純粋な憧れが、大人になって本格的な挑戦に繋がるというのは素晴らしい話ですね。野球での挫折があったからこそ、本当に自分がやりたかったことに気づけたのかもしれません。
プロデビューから現在まで – 急速な成長を遂げる新星
2022年4月の「POUND STORM」でプロデビューを果たした中村京一郎は、現在7勝1敗という優秀な戦績を誇っています。
2024年には「ABEMA・格闘代理戦争 THE MAX」トーナメントで優勝を果たし、一躍注目の的となりました。
主要な戦績とタイトル
年 | 大会・結果 | 詳細 |
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2022年4月 | POUND STORMでプロデビュー | 格闘技キャリアのスタート |
2024年 | 格闘代理戦争 THE MAX優勝 | 一躍注目の的となる |
2025年 | ROAD TO UFC シーズン4参戦 | 日本人選手として唯一勝ち残り |
現在の戦績 | 7勝1敗 | 韓国のパク・オジンを2R KOなど印象的な勝利 |
2025年には「ROAD TO UFC シーズン4」フェザー級トーナメントに日本人選手として唯一勝ち残り、UFC契約を目指しています。
特に印象的だったのは韓国のパク・オジンを2R KOで下した試合で、鋭い膝蹴りからのパウンドという劇的な勝利を収めました。
得意技と戦闘スタイル
特徴 | 詳細 |
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フィニッシュ技 | 鋭い膝蹴りからのパウンド |
戦闘スタイル | 冷静で計算された攻撃 |
メンタル面 | 自衛隊時代に培った集中力 |
フィジカル | 規律正しいトレーニングによる基礎体力 |
格闘技経験ゼロからわずか3年でここまでの成長を見せるのは驚異的です。元海上自衛隊員という異色の経歴も相まって、今後のUFC参戦への期待が高まりますね。
まとめ
中村京一郎の人生は、北海道小樽市で生まれ、野球少年として甲子園を目指し、海上自衛隊で規律を学び、そして格闘技の世界で新たな夢を追い続ける、まさに挑戦と成長の軌跡と言えるでしょう。
彼のストーリーは、夢を諦めずに新しい道を切り開く勇気の大切さを教えてくれます。