「となりのトトロ」のサツキ、「タッチ」の浅倉南など数々の名キャラクターを演じてきた日高のり子さん。
アンパンマンでもヤーダ姫やもみじ王子などの役で活躍していますが、プライベートでの結婚生活や家族構成について気になる方も多いでしょう。
今回は、日高のり子さんの旦那さんや子供について、詳しく調べてみました。
日高のり子の旦那は元ラジオディレクター
日高のり子さんの旦那さんは永井浩一さんという方で、元々はラジオディレクターとして活動していました。
1992年5月に結婚した際、日高さんが30歳、永井さんが28歳だったので、永井さんは2歳年下になります。
永井浩一さんは現在、2004年5月に設立した「有限会社ビッグ・マウント」の代表取締役社長として、
日高のり子さんのマネジメントやテレビ・ラジオ番組、CM、イベント・コンサートなどエンタメ業界への幅広いプロデュースを手がけています。
NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京などの主要メディアとも取引があり、夫婦で公私ともに良好な関係を築いているようです。
個人的な感想: 奥さんの才能を理解し、ビジネスパートナーとしても支えている永井さんの姿勢は素晴らしいですね。単なる夫婦関係を超えた、お互いの仕事を尊重し合う理想的な関係だと思います。
運命的な出会いはラジオ番組で

日高のり子さんと永井浩一さんの出会いは、KBS京都のラジオ番組「日高のり子のはいぱぁナイト」でした。
1989年10月から日高さんがパーソナリティを務め、永井さんがディレクターとして番組に携わっていたのがきっかけです。
交際が始まったのは、番組関係者に連れられて京都旅行に行った際のことでした。
番組の責任者が「日中は用事がある」と言って、二人きりにしてくれたおかげで、京都でデートすることになり交際がスタートしたそうです。周囲も二人をくっつけようとしていたのかもしれませんね。
結婚の決め手について、永井さんは「一緒にいて楽ということ」、日高さんは「ラジオ番組のディレクターとして、うまく私をコントロールしてくれた。
私は喜怒哀楽が激しいけれど、プライベートでもそれを本当にうまくコントロールしてくれる人だった」とコメントしています。
個人的な感想: 仕事を通じて相手の人柄を深く知ることができたからこそ、お互いの長所短所を理解した上での結婚だったのでしょう。こういう自然な流れでの結婚は本当に素敵だと思います。
ハワイでの結婚式と豪華なゲスト
結婚式は1992年10月24日にハワイのワイオリ教会で挙行されました。式には山寺宏一さんや井上喜久子さん、田中真弓さんなど有名な声優さんがたくさん参列したそうです。
興味深いエピソードとして、日高のり子さんのウエディングドレスは声優の佐久間レイさんから借りたもので、このドレスは後に林原めぐみさんも借りたのだとか。声優仲間の間で受け継がれる特別なドレスとして話題になりました。
帰国後には東京渋谷で盛大な披露パーティーも開かれ、多くの友人や業界関係者が祝福に訪れました。
個人的な感想: 声優業界の絆の深さを感じるエピソードですね。ウエディングドレスを仲間同士で貸し借りするなんて、まるで家族のような温かい関係性が伝わってきます。
子供は息子が一人
日高のり子さんと永井浩一さんには息子が一人います。
1995年にラジオ番組内で妊娠を発表し、1996年に出産したため、2025年現在、息子さんは約29歳になっています。
息子さんは明治大学付属明治中学校・高等学校を経て、明治大学国際日本学部を卒業しており、現在は一般企業でサラリーマンとして働いているようです。声優や芸能界には進まず、自分の道を歩んでいます。
学校選びの際は、息子さん本人が積極的に学校説明会に参加し、校風や教育方針に惹かれて明治大学系列を選んだそうです。日高さんは「本人に合った学校を探すことが親としての使命」と考え、たくさんの学校を見学したとのことです。
個人的な感想: 息子さんの意思を尊重しながらも、親としてしっかりサポートする姿勢が素晴らしいですね。有名な声優の息子という立場でありながら、自分の道を選んで歩んでいる息子さんも立派だと思います。
現在の夫婦関係と家族の絆

結婚から30年以上が経った現在でも、日高のり子さんと永井浩一さんの夫婦仲は良好とされています。
永井さんが日高さんの所属する事務所の社長を務めており、公私ともに協力し合っています。
結婚時のインタビューで永井さんは「彼女は仕事がとても好き。
でも一方で家庭も大事なポジションなので、二足のワラジで頑張って欲しい」とコメントしており、この言葉通り、旦那さんが日高さんの仕事について深く理解し、仕事と家庭の両立ができるようにサポートしているのでしょう。
また、2012年には日高のり子さんが明治中学・高校の創立100周年記念式典の司会を務めており、息子さんも母親が自分の学校の司会をしているのを自慢に思ったのではないでしょうか。
個人的な感想: 30年以上の結婚生活を維持しながら、お互いの仕事も成功させているのは本当に素晴らしいことだと思います。特に芸能界という特殊な環境で、これだけ安定した家庭を築けているのは永井さんの理解と支えがあってこそでしょう。
アンパンマンでの活躍と家族への思い
アンパンマンでは日高のり子さんはヤーダ姫、もみじ王子、オーロラ姫、シュークリーム姫など多くのキャラクターを演じています。
特にヤーダ姫は映画「ばいきんまんの逆襲」に登場した印象的なキャラクターで、「ヤーダ」が口癖でありながらも前向きで活発な性格が魅力的でした。
長年にわたってアンパンマンシリーズに参加し続けていることからも、日高のり子さんの声優としての実力と人気の高さがうかがえます。家族の支えがあってこそ、このような長期間にわたる活動が可能になっているのでしょう。
個人的な感想: アンパンマンのような長寿番組に長年関わり続けるのは、家族の理解と協力なしには難しいことだと思います。日高さんの安定した家庭があってこそ、子供たちに愛されるキャラクターを演じ続けられているのだと感じます。
まとめ
日高のり子さんの旦那である永井浩一さんは、元ラジオディレクターから現在は芸能事務所の社長として活躍しており、夫婦で公私ともに良好な関係を築いています。1996年生まれの息子さんは明治大学を卒業後、一般企業で働いており、芸能界とは違う道を歩んでいます。
30年以上続く結婚生活と、仕事への理解とサポート、息子さんの教育方針など、日高のり子さんの家族は理想的な関係性を保っているようです。アンパンマンをはじめとする多くの作品で活躍し続ける背景には、このような温かい家族の支えがあることがよく分かりました。
個人的な感想: 日高のり子さんの家族関係を調べていて、本当に素敵な家族だなと感じました。お互いを尊重し、支え合いながら、それぞれの道で成功している姿は多くの人の参考になると思います。特に永井さんの奥さんへの理解とサポートは、現代の夫婦関係のお手本になるのではないでしょうか。