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吉川尚輝の歴代怪我・デッドボールまとめ:相手投手と影響を時系列でまとめた!

読売ジャイアンツの正二塁手として活躍する吉川尚輝選手。プロ入り8年目で初めての全試合出場を達成した2024年は、チーム優勝に大きく貢献しました。

しかし、その輝かしいキャリアの裏には、度重なる怪我と離脱の歴史があります。

デッドボールや自らのプレースタイルが招いた負傷により、何度も戦線離脱を余儀なくされてきた吉川選手の軌跡を、時系列で詳しく振り返ってみましょう。

年月日 対戦相手 相手投手 怪我の種類 状況 球速 その後の影響
2018年8月1日 横浜DeNA戦(横浜スタジアム) 詳細不明 左手骨折 6回無死、一塁へのゴロでヘッドスライディング時にベースと左手が接触 なし(打撃時の怪我) 18試合連続安打ストップ、シーズン終了まで離脱、手術実施
2019年4月14日 なし(慢性的な腰痛) なし 腰痛悪化 春季キャンプから抱えていた腰痛が悪化、開幕11試合で打率.390と好調だったが限界に なし シーズン中復帰できず、「野球を辞めようかと思った」まで精神的に追い詰められる
2022年5月4日 広島戦(マツダスタジアム) 黒原拓未 肩甲骨骨挫傷 8回2死三塁、2球目直球が内角高めに死球、担架で搬送 詳細不明 打率.341と好調だったが離脱、黒原投手がSNSで誹謗中傷を受ける事態に
2024年9月26日 DeNA戦(横浜) ケイ(左腕) 肋骨骨折 2回1死一、三塁で152キロ内角直球をよけて転倒、肘で脇腹を打つ 152キロ 痛み止めを服用しながら出場継続、CSを欠場も最終的にベンチ入り
2025年4月23日 中日戦(東京ドーム) マルテ 死球(背中) 8回先頭打席で156キロが背中に直撃、一時騒然となる 156キロ 治療でベンチに下がるもプレー続行、温かい拍手に包まれる

2018年:左手骨折で18連続安打ストップ – プレースタイルが招いた悲劇

吉川尚輝の歴代怪我・デッドボールまとめ:相手投手と影響を時系列でまとめた!

8月1日 横浜DeNA戦での骨折

2018年8月1日の横浜DeNA戦(横浜スタジアム)で、吉川選手の野球人生を大きく変える事故が起こりました。

6回無死、一塁へのゴロをヘッドスライディングで駆け抜けようとした際、ベースと左手が接触し、左手骨折という重傷を負いました。この瞬間、18試合連続安打という好記録は無情にも止まりました。

この時期の印象: 2年目で才能が開花し始めた矢先の出来事でした。ヘッドスライディングという積極的なプレーが裏目に出た典型例で、攻撃的な姿勢の代償とも言える怪我でした。

復帰までの道のり

骨折箇所に固定ボルトを埋め込む手術を受け、10月23日のフェニックスリーグでようやく実戦復帰を果たしました。

約3か月間の長期離脱となり、坂本勇人選手の離脱後に遊撃手を務めていた好調な若手の戦線離脱は、チームのセンターライン再構築を余儀なくさせました。

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2019年:腰痛地獄で精神的にも追い詰められる

4月14日 春季キャンプから蓄積された腰痛が爆発

2019年は開幕から「1番・二塁」で起用され、11試合で打率3割9分と絶好調のスタートを切りました。しかし、春季キャンプから抱えていた腰痛が悪化し、4月14日に登録抹消となりました。

腰痛の深刻さ: この腰痛は単なる疲労の蓄積ではなく、吉川選手自身が「ここまで腰が痛いのは初めて」と語るほど深刻なものでした。高校時代以来の腰痛でしたが、今回はレベルが違いました。

精神的な苦悩

リハビリ期間中、吉川選手は精神的にも追い詰められていました。

「マジで何もできなかった。『ああ、もう野球辞めようかな』って思うことがあった」と後に振り返っています。

テレビで試合を見ていても、グラウンドに立つイメージが湧かないほどの絶望状態でした。

この時期の感想: 肉体的な痛みよりも、終わりの見えない不安の方が辛かったでしょう。トレーナーのサポートがなければ、本当に野球を諦めていた可能性もあります。

結果的にシーズン中復帰できず

結局、2019年シーズン中の一軍復帰は叶わず、わずか11試合の出場に終わりました。

オフには年俸500万円減の2300万円で契約更改し、背番号も「0」から「29」に変更しました。

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2022年:黒原拓未投手からのデッドボールで肩甲骨骨挫傷

5月4日 マツダスタジアムでの死球事件

2022年5月4日の広島戦(マツダスタジアム)で、吉川選手は再び負傷に見舞われました。8回2死三塁の場面で、広島のドラフト1位左腕・黒原拓未投手の2球目直球が内角高めに外れ、左肩甲骨付近に死球を受けました。

吉川選手は痛みに顔をゆがめながらその場で崩れ落ち、担架で搬送される事態となりました。検査の結果、骨折ではなく肩甲骨の骨挫傷と診断されました。

社会現象化した誹謗中傷問題

この死球を受けて、SNS上では黒原投手に対する誹謗中傷が殺到しました。

当時の吉川選手は打率3割4分1厘とリーグトップの好調ぶりで、1番打者としてチームをけん引していただけに、ファンの失望も大きかったようです。

この件についての考察: 黒原投手への批判は明らかに行き過ぎでした。解説者が指摘したように、「絶好調の選手はインハイ、アウトローを幅広く攻める」のは鉄則であり、若い左腕の制球ミスは故意ではありません。むしろ、このような事件が今後の投手心理に与える影響の方が心配されます。

2024年:肋骨骨折を隠しながらの全試合出場達成

9月26日 ケイ投手の152キロを避けて転倒

2024年9月26日のDeNA戦(横浜)で、吉川選手は27試合連続出塁中の好調さを維持していました。

2回1死一、三塁の場面で相手先発左腕・ケイ投手の152キロ内角直球をよけた際、バランスを崩して転倒し、その際に自身の肘で脇腹を強打しました。

隠された痛み: この時点で肋骨を骨折していましたが、吉川選手は痛み止めを服用しながら出場を続けました。9月28日の優勝決定試合では4安打3得点の大活躍を見せ、最後まで戦い抜きました。

 

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プロ8年目で初の全試合出場

2024年は143試合全てにスタメン出場し、巨人の二塁手では1952年の千葉茂氏以来72年ぶりの快挙を達成しました。

打率.287、46打点という好成績でチーム優勝に貢献しましたが、その裏では骨折を抱えながらの戦いでした。

この年の評価: 怪我を隠しながらも全試合出場を貫いた姿勢は賞賛に値します。ただし、長期的な選手生命を考えれば、もっと慎重な判断が必要だったのではないかとも思われます。

クライマックスシリーズでの苦悩

CSでは結局、開幕3連敗を喫する中で出場機会を得られず、第4戦でようやくベンチ入りしたものの出場はありませんでした。

阿部監督は試合後、「骨はポキッと折れちゃっているけど、気持ちで入ってくれました」と明かしました。

2025年:現在進行形の戦い

4月23日 マルテ投手の156キロが背中直撃

2025年4月23日の中日戦(東京ドーム)で、8回先頭打席でマルテ投手の156キロが背中に直撃しました。東京ドームが一時騒然となりましたが、吉川選手は治療を受けた後、プレーを続行し、温かい拍手に包まれました。

7月の腰痛再発と復帰

2025年7月31日には再び腰痛のため登録抹消となりました。しかし、8月17日の2軍戦で実戦復帰を果たし、8月22日から1軍復帰を果たしています。現在30歳となった吉川選手ですが、依然として腰痛との戦いは続いているようです。

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現在の状況について: 年齢を重ねるにつれ、体のケアがより重要になっています。2025年の年俸は2億円と評価されていますが、健康管理が最優先課題です。

怪我の傾向分析と今後への提言

吉川選手の怪我は、大きく3つのパターンに分類されます。

  1. プレースタイルによるもの(ヘッドスライディング)

  2. 体の蓄積疲労(腰痛)

  3. 相手投手からの死球・死球回避時

プレースタイルの変化の必要性

積極性と安全性のバランス: 吉川選手の持ち味である積極的なプレーは魅力ですが、30歳を迎えた現在、より計算されたプレーが求められます。ヘッドスライディングの頻度を減らし、長期的な視点でのコンディション管理が重要です。

死球問題への対策

近年の死球による負傷を見ると、投手の球速向上と制球力のバランスが課題となっています。マルテ投手の156キロ、ケイ投手の152キロなど、高速ボールが体に当たるリスクは年々高まっています。

リーグ全体での対策が必要: 個人の努力だけでなく、リーグ全体で死球を減らす取り組みが求められます。投手の技術向上はもちろん、バッターボックス周辺の安全対策も検討すべきでしょう。

まとめ:不屈の精神で乗り越えてきた軌跡

吉川尚輝選手のこれまでの怪我の歴史を振り返ると、その都度、不屈の精神で復帰を果たしてきたことがわかります。2019年の腰痛では「野球を辞めようかと思った」とまで追い詰められながらも、2024年には初の全試合出場を達成しました。

今後への期待: 30歳を迎えた吉川選手ですが、まだまだ現役でのプレーは続けられるはずです。ただし、これまで以上に体のケアと怪我の予防に重点を置き、長期的な視点でキャリアを積み重ねていってほしいです。巨人の正二塁手として、そしてチームの中心選手として、ファンはその活躍を見守り続けています。

最後に一言: 怪我は選手にとって避けられないリスクですが、吉川尚輝選手のようにそれを乗り越える強靭な精神力こそが、真のプロフェッショナルの証しなのかもしれません。今後も健康第一で、末永い活躍を期待したいです。

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